ポンコツ拡声器がしゃべります。

京都で右往左往する女子大生が見たもの聞いたものググったものを、好き勝手に連想ゲームしてお届けします。

みんなが思う「もしも」を突けば、おもろい企画になるっぽい。〜『HOME FRONT the Revolution』〜

世界中のMacが全部一気に停止したらどうなんのかな。
と、スタバでMacの山脈を見てるとよく思います。

 

それがアメリカ全土で起こった上に、北朝鮮に国を乗っ取られたという設定のゲームを見つけました。

 

『HOMEFRONT the Revolution』


PS4/Xbox One HOMEFRONT the Revolution アメリカ陥落

 

巨大企業APEXの製品はあらゆる分野でとても優れていて、
アメリカでも一般市民から軍までもがAPEXの製品を使用していた。

家庭用の情報端末から軍用の兵器まで…。

そしてある日、これらに仕組まれていたトラップがボタン一つで作動し、
折しも不況で失業者に溢れていたアメリカはあっという間に崩壊した。

 

まあ私はそんなにゲームをやらないし、
ましてや戦争系のゲームは怖くて触れないし、
こうゆう予告編見て満足しちゃうレベルなんで、
「見つけちゃいました」というのもおこがましいんですけども。

 

でも、ドラマでも映画でも落語でも、内容よりも「設定フェチ」な私としてはこうゆうの大好物だからとにかく誰かと話したくて言っちゃいました。

 

そもそもこれを知ったのは『The Tomorrow Children』という別のゲームの動画を見ていたことがきっかけで。


『The Tomorrow Children(トゥモロー チルドレン)』 ゲーム紹介トレーラー

 

こっちの設定もだいぶトンデモ設定で。

 ソビエト連邦の大規模な実験が失敗したせいで、世界中の人々の意識は“ボイド”と呼ばれる異物と化して大地を覆い、地球上の大半の文明・自然・生命体を滅亡へと追いやってしまった。

ってなんとまあ、えげつないこと考える人もいたもんだと思ってたら、制作元、京都なんかい。

 

ほいで、ベータ版が配信されてるのを弟がやってて、「はあーきれいな映像やなあ」と思ってもう一度トレイラー見直してたら、関連動画に出てきたのが全然違う会社の『HOME FRONT the Revolution』だったというわけなのでした。

 

これは映画『地獄の黙示録』の脚本を手がけたジョン・ミリアスがシナリオを担当した『HOME FRONT』という作品の続編、とのこと。

海外では映画製作のスタッフがシナリオや映像などに関わることが主流になっているらしい。
地獄の黙示録ちゃんと観ねば。

 

この映像を見た時にまっさきに思い出したのが、
学部の「映画プロデューサーの仕事」という授業で先生が言っていた言葉でした。

 

”映画の企画を作るのは簡単だ。
あの◯◯が映画になる。

◯◯はなんでもいい。
ただし「あの」でなくてはならない。”

 

要するに、誰もが頭の片隅に思い浮かべたことのある何かを映画にすればいい、ということなのだそうです。

 

そこで先生が模範として出した人の名前がジョン・ラセター
ピクサーのプロデューサーで、今世界一のプロデューサーと言われている人です。

 

おもちゃはこどもたちの寝静まった夜に実は動き出してるんじゃないか?

家が空を飛んだら素敵だと思わないか?

肉食動物と草食動物が共存してる世界ってどんなんなんだろう?

 

そんな、みんなが一度は頭をよぎる夢の様な世界を、

トイ・ストーリー

カールじいさんの空飛ぶ家

ズートピア

で見事に表現したのです。

 

だから「この授業とってるのにズートピア見てないなんて信じられない。」とちょっと怒ってました。

 

そうやって考えてみたら『HOME FRONT the Revolution』は今ピンポイントだなと思いました。

 

手元のスマホが意図的に止められたらどうなる?

それによって会社の機能が全部停止したらどうなる?

その会社が武器とかも作ってたら・・・?

 

こうゆう「絶対起こらないとは思うけど、妙にリアリティのある世界」っていう絶妙なとこを突くのが、あらゆる企画のコツのひとつなのかなと思いました。

 

リアリティという点ではこの『HOME FRONT the Revolution』のトレイラー別バージョンがおもしろくて、
元凶である「APEX」の企業CMバージョンがあるんです。


PS4/Xbox One HOMEFRONT the Revolution APEXトレーラー

 

ドラマの合間に流れててもおかしくないくらいマジでありそう

 

と、もし日本が侵略されるとしたらどんな媒介がありえるのかなとちょっと考えてみました。

 

まあスマホとかパソコンは置いとくとしたら・・・。

 

うわ、お米だったら怖いな。

 

もしお米一粒一粒に機械が入ってて、体内にどんどん溜まっていって、「時が来たら操られる。」とかだったらどうしよう。けっこうごはん派なのに私。

 

あっ。そうなると日本酒も飲めなくなるぞ。

 

ということは、日本を救う主人公は・・・

 

パン派のビール党・・・っ!!

 

「パン派のビール党」 VS 「ごはん派の日本酒党」
の戦いになるのか。

 

すげえ、これで首謀者が農家の人やったら「近未来版百姓一揆やないか。

 

私みたいな「ごはん派のビール党」はどうなるのかな。

メロンパンナちゃんみたいになるのかな。

 

もしそんなゲームが出たら、
ミニゲームで「きのこの山派」VS 「たけのこの里派」もつけといてほしいな。

 

色々連想してたら頭のなかでえらい庶民派なゲームになりました。
やっぱり私にとってこうゆうゲームは、実況をながめるだけでおなかいっぱいになれそうです。

 

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【今回の方程式】

『HOMEFRONT the Revolution』ー (スマホ + パソコン + 武器)+ お米 = 近未来百姓一揆