自作テキトー漫画で、世界史90点をもぎとった話
高校時代の私に教えてもらった教訓。
「暗記したいなら語感を絵にしろ。」
暗記が苦手なんす私。それはもう。
世界史のテストも国語のテストみたいに
「このときの貴族の気持ちを答えなさい」っていうのがあったらいいのに。
そしたら
「はー。パンおいし。」
とか書くのに。
でも現実は「年号」「人名」「地名」「事件名」とか、全部暗記じゃないですか。
はさむ余地がないんですよねー。
そんな「うがーっ」てなってた私が高3のとき、まさかの90点ちょいを叩きだしたんです。
そのときに作ったのが世界史マンガ。
できるだけ楽しく勉強しようと思って、テスト範囲の出来事を全部漫画で描いたわけですな。
たとえばこれ。
<絵>
<本物>
これをこんな風にマンガにしたんですよ。
てなぐあいに。
そうすると、マンガ作ってる間にどんどん覚えるわ、見直すとき楽しいわで、めっちゃいいやんと思ってやってたんです。
でもです。
歴史って脇役もいっぱい出てくるんです。
ケネー
チュルゴー
ディドロ
ダランベール
いやごめん、誰やねん。
すごいことした方たちなんですよ?
歴史の教科書に載ってんですものすごいですよそりゃ失礼な話ですよ知らないなんて。
でもこの人らこのまま似顔絵描いてマンガにして覚えるには「影薄いなー」と思ったわけです。
だから私はこの人達の肖像画を一切見ずに、名前の語感だけでイメージ画を作りました。
それがこちら。
1個ずつ解説していきますね。
ケネーさんはですねえ、
「ケツネ(狐)」ですよねえー。
はい、次いきますね。
チュルゴーさんは、
「チュルッ」って言ってそうな口に「ゴー」って感じの眉毛ですよね。
ほんでディドロさんは、
「ディドロッ」とした顔ですし、
ダランベールさんは、
「ダランベェ〜ル」って表情ですよね。
ね!
ということで。
だいぶ強引に聞こえてるかもしれませんけど、
実際にこれで90点ちょいとりましたからね!
なんなら友達に見せまくったら友達もイイ点とりましたからね!
先生にコピーされて各クラスに配られましたからね!
やっぱ文字情報のままじゃ記憶しにくいものって、事実と間違っててもいいから絵で覚えるってめっちゃいいんだなと思いました。
だって私この人のことまだ覚えてますもん。
ミラボーさん。
我ながらひどいと思いますよねさすがに。
でも一番インパクトあるのがこの人でした。何した人か覚えてないけど。
ちなみに正解の肖像画がこちら。
本物も顔ちょっとおもろいんかい。
今調べて初めて知った事実でした。
ということで、「暗記したいなら語感を絵にする。」という方法はとてもおすすめです。
絵が上手下手関係なく効果があると思うのですな。
ノートとかも自分が読めるようにさえなってればいい、みたいなそんな感じです。
それではおまけとして、そのときのマンガをブログ記事としてここに全部載せときます。
http://bunsekibunseki.hatenadiary.jp/entry/2016/06/07/211814
ここでは紹介しきれてない他のキャラクターデザインやらできごとの図解の仕方やらも、それはそれはこじつけのオンパレードです。
とっきどきちゃんと資料通りに描いてたりするので、暇つぶしに答え合わせがてら見てもらえたらうれしいですm(_ _)m
みなさんも何か語感を絵にしたときは見せてくださいね〜。